「誰も住んでいない実家が、そのままになっている」
「空き家を所有しているけれど、今すぐ使う予定もない」
このような状況で、建物を残しておくか、解体するか迷っている方もいるのではないでしょうか。
空き家だからといって、すぐに解体しなければならないわけではありません。
一方で、人が住まなくなった建物は状態の変化に気付きにくく、定期的な管理が必要になります。
今回は、空き家を所有している方に向けて、放置することで考えられる問題や、解体を検討するタイミングについてご紹介します。
人が住んでいなくても建物の管理は必要
誰も住んでいない家でも、建物や敷地の状態は少しずつ変化します。
例えば、雨風によって屋根や外壁が傷んだり、庭の草木が伸びたりすることがあります。
離れた場所に住んでいる場合は、こうした変化にも気付きにくくなります。
「使っていないから何もしなくていい」ではなく、空き家として残すのであれば定期的に状態を確認することが大切です。
空き家を放置するとどんな問題がある?

管理されていない状態が長く続くと、さまざまな問題につながる可能性があります。
例えば、
- 屋根や外壁などの劣化
- 庭木や雑草の繁茂
- 害虫・害獣などの発生
- 不法投棄
- 建材などの落下
- 周辺の住宅への影響
などです。
特に建物の劣化が進むと、自分の敷地内だけの問題では済まなくなることも考えられます。
定期的に管理するのが難しい場合は、今後その建物をどうするのか一度考えてみるタイミングかもしれません。
「古いから解体」だけで決めなくてもいい
築年数が古いからといって、必ず解体しなければならないわけではありません。
今後住む予定があるのか、売却するのか、リフォームして利用するのかなどによって選択肢は変わります。
まだ使える建物であれば、そのまま活用できるケースもあります。
大切なのは、何となく放置するのではなく、これから建物や土地をどうする予定なのかを考えることです。
解体を考えるタイミングは?
空き家の解体を検討するきっかけは人によって異なります。
例えば、
「今後誰も住む予定がない」
「管理のために何度も通うのが難しくなった」
「建物の傷みが目立ってきた」
「土地を売却したい」
「新しい建物を建てたい」
といったタイミングです。
今後も使用する予定がなく、管理を続けることが負担になっている場合は、解体も選択肢の一つになります。
遠方にある実家を解体したい場合
相続などによって、現在住んでいる場所から離れた地域に空き家を所有しているケースもあります。
頻繁に現地へ行けない場合は、建物の状態だけでなく、家の中にどれくらい荷物が残っているかも確認しておきたいところです。
長年住んでいた住宅では、家具や家電、衣類などがそのまま残っていることもあります。
解体を考え始めた段階で、建物と一緒に家の中の状態も確認しておくと、その後の準備を進めやすくなります。
→ 解体前の残置物・片付けについてはNo.7の記事でも詳しくご紹介しています。
空き家の解体費用は何で変わる?
空き家だから特別な方法で解体するというわけではなく、費用は建物や現場の条件によって変わります。
主に、
- 建物の大きさ
- 木造・鉄骨造などの構造
- 重機を搬入できるか
- 前面道路の広さ
- 残置物の状況
- ブロック塀や庭木などの撤去
- アスベストへの対応
などが関係します。
そのため、築年数や坪数だけで正確な解体費用を出すことは難しく、現地の状況を確認したうえで見積りを取ることが重要です。
空き家を解体した後の土地も考えておこう
解体するかどうかを決める際には、建物をなくした後、その土地をどうするのかも一緒に考えておきましょう。
例えば、
- 土地を売却する
- 新しい住宅を建てる
- 駐車場など別の用途を検討する
- しばらく土地として所有する
などがあります。
解体後の予定によって、希望する工事時期や土地の仕上げ方について確認しておきたい内容も変わります。
→ 解体後の整地についてはNo.9の記事でも詳しくご紹介しています。
解体するか迷っている段階でも相談できる?
「解体すると決めたわけではないけれど、費用だけ知っておきたい」
という方もいると思います。
今後の判断材料として、建物の状態や解体した場合の費用を確認しておく方法もあります。
特に空き家を今後使用する予定がない場合は、管理を続ける場合と解体する場合を比較しながら検討するとよいでしょう。
IBUKIでは空き家の解体についてもご相談いただけます
IBUKIでは、住宅や空き家などの解体工事についてご相談を承っています。
現地の建物だけでなく、周辺道路や重機の搬入経路、撤去する付帯物などを確認したうえでお見積りをご案内します。
福島県内に空き家を所有している方で、「今後使う予定がなく、どうすればいいか迷っている」という場合もお気軽にご相談ください。
まとめ
空き家は、誰も住んでいなくても定期的な管理が必要です。
建物を残して活用する方法もあるため、空き家になったからといって必ず解体する必要はありません。
一方で、今後住む予定がない、管理することが難しい、土地を売却したいなどの場合には、解体を検討するタイミングの一つになります。
まずは建物の状態と今後の土地利用を整理し、残す場合と解体する場合の両方を考えながら判断していきましょう。
