「解体工事中に、地面の中からコンクリートが出てきたと言われた」
そんなケースで耳にすることがあるのが、地中埋設物です。
建物を解体して基礎を撤去したあと、地中から以前の建物の基礎やコンクリートなどが見つかることがあります。
地面の中は工事前の現地調査だけでは確認できない部分もあるため、解体を始めてから初めて存在が分かるケースもあります。
今回は、解体工事で見つかることがある地中埋設物についてご紹介します。
地中埋設物とは?
地中埋設物とは、その名前の通り地面の中に埋まっているものを指します。
解体工事では、建物本体を取り壊したあとに基礎の撤去などを行います。
その際、地面を掘ったことで、それまで見えていなかったものが発見されることがあります。
現在の建物を建てたときから埋まっているとは限らず、それより前に建っていた建物の一部などが残っている場合もあります。
どんなものが出てくることがある?

現場によって異なりますが、地中から見つかるものとしては、
- 古い建物の基礎
- コンクリート片
- ブロック
- 古い配管
- 建築物の一部
などが考えられます。
古い住宅や、過去に別の建物が建っていた土地では、現在の所有者がその存在を知らないこともあります。
「自分が埋めた覚えがないから何もない」とは限らないということです。
どうして見積りの段階で分からないの?
解体工事の見積りでは、建物の構造や大きさ、敷地、周辺道路、付帯物などを現地で確認します。
しかし、地面の下にあるものをすべて目視で確認することはできません。
そのため、通常の現地調査では確認できなかったものが、建物や基礎を撤去したあとに発見される場合があります。
これが、地中埋設物による追加作業が発生する理由の一つです。
地中から何か出たらどうする?
地中埋設物が見つかった場合、まずは何が埋まっているのか、どのくらいの量なのかを確認します。
撤去が必要な場合には、その内容に応じた作業を行うことになります。
ただし、発見されたものによって対応は異なります。
工事会社から地中埋設物について連絡があった場合は、
「何が見つかったのか」
「どのくらいあるのか」
「撤去が必要なのか」
などを確認しましょう。
写真を撮って状況を共有してもらえるか確認する方法もあります。
追加費用が発生することはある?
当初の見積りに含まれていなかった地中埋設物を撤去する場合、新たな作業や処分が必要になるため、追加費用が発生することがあります。
ただし、どのような場合に追加費用となるのかは、見積りや契約内容によって異なります。
契約前に、
「地中から何か見つかった場合は、どのような対応になりますか?」
と確認しておくと安心です。
↓解体工事の追加費用については下記の記事でも詳しくご紹介しています。

勝手に撤去されるのが不安な場合は?
地中から何か見つかったと聞いて、
「知らないうちに工事されて追加請求されたらどうしよう」
と不安になる方もいると思います。
見積りを依頼するときに、想定外のものが発見された場合の連絡方法について確認しておきましょう。
追加作業を行う前に、
「どんなものが見つかったのか」
「撤去するといくらくらい追加になるのか」
などを説明してもらえるのか確認しておくことも大切です。
解体後に土地を売却する場合も確認しておこう
建物を解体したあと、その土地を売却する予定の方もいると思います。
その場合も、解体後の土地がどのような状態になっているのか確認しておきましょう。
建物がなくなったから終わりではなく、基礎の撤去や整地など、工事完了後の状態について確認することが重要です。
↓解体後の土地・整地については下記の記事でもご紹介しています。

昔から所有している土地でも見つかる可能性はある
「ずっと家族が所有していた土地だから大丈夫」と思うこともあるかもしれません。
しかし、現在の住宅が建つ以前の土地の状態まで把握していないケースもあります。
特に相続した実家では、土地や建物について詳しい家族がすでにいないこともあります。
過去の建物や土地の使われ方について分かることがあれば、現地調査の際に伝えておくとよいでしょう。
工事前に確認しておきたいポイント

地中埋設物は、工事が始まるまで存在が分からない場合があります。
だからこそ、契約前に「見つかった場合にどうするか」を確認しておくことが大切です。
見積書を見る際には、追加工事についての記載があるか確認し、分からない部分は質問しておきましょう。
金額だけではなく、想定外のことが起きた場合の対応まで確認しておくと、工事が始まってからの認識違いを減らせます。
IBUKIでは現場の状況を確認しながら工事を進めます
解体工事では、建物を取り壊して初めて確認できる部分もあります。
地中から想定していなかったものが見つかった場合には、その内容や現場の状況を確認したうえで対応を検討する必要があります。
福島県内で住宅や空き家の解体をご検討中で、
「古い家だから地中に何かないか心配」
「追加費用について事前に確認しておきたい」
という方も、お見積りの際にご相談ください。
まとめ
地中埋設物は、解体工事によって地面を掘ったときに初めて見つかることがあります。
古い基礎やコンクリート、配管など、その種類や量は現場によってさまざまです。
工事前には確認できないものもあるため、重要なのは「絶対に出てこない」と考えることではなく、見つかった場合の対応をあらかじめ確認しておくことです。
追加費用の扱いや連絡方法なども契約前に確認しておくと、工事中のトラブルを防ぎやすくなります。
